ジーナ・フォード『トイレトレーニング講座』の内容と感想

トイレトレーニングそろそろ始めようかな~と思ってますか??トイトレといえば、子育て情報の中でも特に多種多様な情報が溢れているトピックのひとつですよね(苦笑)「できるだけ子供に負担がないようにやったあげたい」と考える人ほどさまざまな情報を集めてしまい、結局どうすればいいのかわからない、なんて悩んでしまうんじゃないでしょうか。

自分なりにやり方を見つけてとりあえずは子供と一緒に試してみればいいとは思うのですが、私のようにどうしても指針がないと不安という人向けに、この前図書館で借りて読んだ『カリスマ・ナニーが教える 1週間でおむつにさよなら! トイレトレーニング講座』という本を紹介したいと思います。とっても魅力的なタイトルですよね(笑)冒頭に書かれているカリスマ・ナニーとは、ねんねトレーニングで有名なイギリスのナニー「ジーナ・フォード」さんのことです。

著者ジーナ・フォードはこんな人

1960年イギリス生まれの女性で、300人以上の子供を見てきたナニーだそうです。1999年に出版した赤ちゃんととおかあさんの快眠講座は累計100万部を超えるベストセラーとなりイギリスにとどまらず世界各国で出版されています。子育てをしている人なら一度は『ジーナ式』という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか??赤ちゃんが一人で寝付いて朝までぐっすり!というあれです。そのメソッドを最初に本にしたのが彼女です。

『トイレトレーニング講座』の内容

第1章 「はじめに」

著者が定めるトイレトレーニングの定義や、トイレトレを始めることができる子供の特徴がまとめられています。

第2章 「トイレトレーニング準備編」

事前に準備するものだけでなく、親の認識・心の準備についても書いてあります。おまるに座る、手を洗う、おむつをはずしてみる、の3ステップを経て本番に挑みます。

第3章 「トイレトレーニング本番」

「1週間でおむつにさよなら!」と謳っているので、本番は7日間のプログラムが組まれています。対応の仕方はもちろんですが、子供に起こるであろう変化の様子が細かく書かれています。またこの本では、就寝時のおむつはお昼寝のような短時間の睡眠を除いて、3歳以上になるまで外さないことを勧めています。

第4章 「トラブルの解決策」

おまるに座らない場合、おねしょが続く場合などよくあるトラブルについて対処法が書いてあります。

第5章 「Q&A」

うちの子こんな子だけどトイレトレを始めてもいいか?親が早いうちにおむつを外せと言うがどうすればいいか?など、具体的な事例に対しアドバイスが書かれています。

感想:トイレトレって用を足すだけじゃない

トイレトレを始めても大丈夫な子の特徴や、始めてはいけない特徴を具体的にまとめてあり、この本に従ってやっていこうと思う人にはとてもいい指針になると思いました。ただし、本番のプログラムでは親が子どものトイレに一日中集中していなければならないので、始まったら張りつきで子供と関わることができない場合には参考にするのは難しそうです。

特に印象に残ったのは、一緒に手を洗って「ぬれる」と「乾く」の違いを教えていくと言う部分。

あなたが手を洗っているときに、子どもも一緒に洗ってタオルで拭くように誘ってみましょう。洗っているときには水で手がぬれること、タオルで拭いているときには手が乾くことを、「ぬれる」、「乾く」という言葉を強調しながら示します。(中略)ぬれていることと乾いていることの違いと重要性を理解するのに役立ちます。

引用元:『カリスマ・ナニーが教える1週間でおむつにさよなら!トイレトレーニング講座』p.041

トイレトレーニングって要はトイレで用を足せるようになるということですけど、そこに至るまでにはこういったいくつもの概念の理解が必要なんだよなとハッとしました。おしっこできればいいんじゃないんですよね。

トイレトレは、①トイレが必要なタイミングを理解し、②トイレに行ってパンツを下ろして用を足し、③その後パンツを上げて手を洗ってタオルで拭く、までの一連の作業を子どもがひとりでできるようになったときに初めて成功と言えます。

引用元:『カリスマ・ナニーが教える1週間でおむつにさよなら!トイレトレーニング講座』p.011

実際にトイレ(おまる)で用を足す前に、自力でそこまでたどり着き、トイレから立ち去らなければいけないわけです。あたりまえすぎて気が付かなかったけれど、そういうことから教えていくのは当然ですよね。

また、目次には書かれていませんが、月齢も様々な数名の子供たちのトイレトレーニングの様子が実例として載っています。赤ちゃん返りによる失敗や、双子の子で一人だけトレーニングが進まないなどのトラブルを、ジーナがどのように対応して乗り越えたのかが書かれています。Q&A以外よりも具体的なので、実際のトイレトレをイメージするのに役に立つと思います。親のどんな対応が失敗やトラブルに繋がるのか、なるほどと思うことがたくさんありました。

厳密に実行するのは少々根気と気合が必要そうですが、方法も具体的に書かれているので指針が欲しい人にはぴったりの1冊だと思います。

まとめ

いかがでしたか??もうトイレトレーニングを始めようと思っている人、試してみたけど失敗しておむつに戻ってしまった人、月齢的にまだまだ先だけどトイレトレがどんなものか知りたい人など、赤ちゃんがいるお母さんなら一度目を通しておいて損はない本だと思います。

各言う私もそろそろトイレトレーニングを開始しようと意気込んでいるところです。おまるも、ハンドタオルもバケツも買ったぞ!無事に終了したら、経過を報告しますね。